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だから今回の映画で新規の方がたくさん見てくれてハマってくれて本当に嬉しい。たとえそれが数ヶ月間の夢物語みたいなものかもしれないけれど、それでもいいのです。6期のときも毎週トレンドに入ったり世間を賑やかしてくれたおかげで今に繋がっていると思うし、あの6期があって、今回の映画への確信にも繋がったんだと思うんです。こうすれば売れる、楽しんでもらえるという気持ちとともに、自分達の解釈が認知してもらえたという喜びと、確かな手応えを感じながら作ってくださったんだろうなって思うのです。
明らかにわかって作ってるんだけど、監督いわく「ひっそりやってひっそり終わろうと思っていた」というのはある意味本心で、どれだけ良い作品を作っても、鬼太郎の市場規模から考えてここまでヒットするとは思ってなかったんだと思います。だから監督は本当に嬉しかったんだと思うし、嘘もついていないんだけど、その奥ゆかしさに脱帽した次第です。

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