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村井良介氏による新稿を読んだら、最後になって比較制度分析(グライフや青木)の議論が突如参照されるに至り、「制度をゲームの均衡ととらえ、その均衡は複数あり得る」などと論及されているので驚愕した。この方、以前には権力関係についてミシェル・フーコーの議論をもち出していたように記憶するのだが、現在ではいよいよもって「経済学化」にまで到達した、ということもあろうか。

永原慶二らの領主制論解説からスタートして、結局ゲーム理論経由の比較制度分析に至る、驚異の論理展開である。

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