トロント大学教授Arthur Ripsteinの著書『カントと戦争法』(OUP, 2021)に目を通していたら、冒頭に置かれた両親への献辞で「難民でスパイだったエレンに」と記されてあり、はてこれはと検索してみると、つぎの追悼記事がみつかった。WW2の戦中アムステルダムにいた、ヴィースバーデン生まれのジューイッシュだという。戦後にウィニペグへ移住し、株式仲買に従事し結婚。https://www.theglobeandmail.com/life/facts-and-arguments/lives-lived-ellen-ripstein-90/article14265782/