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youtube.com/watch?si=WMsSsTGbx

カラタチって初見だと前田さんのアイドルオタクキャラが先行しててそれが主軸のコンビだと認識しちゃいがちですが、大山さんのエロゲオタクという要素が隠れ家的に一番肝の部分になってて面白いです

しかもツッコミでネタ書きじゃないポジションで、かつ地上波テレビやライブの種類によっては「アニメオタク」だと紹介せざるを得ない時もあるから、より入り組んでると思います


と同時に感じるのは、サービス業、特に異性である事を中核に置いた疑似恋愛的な職業ジャンルはセクシャルな領域を含めてコミュニケーションエンタメに変換させている事で成り立っているという事実と、それがこの2人のキャラクターの在り方によって、そのジャンルにグラデーションが生じてキャラとして二極化させられるほどの広大な敷地であると感じられるという面白さがあるとも思います

例えば、これがお互いの構成要素を反転させて、
アイドルオタク→(エロを伴う実存的なエンタメだと)セクシー女優オタクとかになるのだろうし、
エロゲオタク→(エロを脱臭した二次元的なコンテンツだと)恋愛シミュレーションゲームオタクとかになるわけで、

どちらもニッチさが強まって(現に千原ジュニアさんはときめきメモリアルを知らなかった)ここまでポップ層に到達するようなバランスにならないと思います

そこが絶妙だし、逆を言えばこの似た2つのジャンルは分離させて漫才コンビに施してしまう事も出来るほど発酵しているという事だと思います
(例えばこれを女性コンビに変換させて、男性アイドルオタクと、BL漫画オタクのコンビを想像するのは難しくないほどにパッケージングとして完成されてる)

なにより2人が嗜好している推し活的な行為を伴うコンテンツ、に課金していると発信する事で一回転して推される側である芸人として売れてしまうというビジネスの立脚は、大袈裟な事を言えば第三次産業での資本主義の構造を偶発的にハックしてる感があって面白いです

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