新訳でオリヴァー・ツイストを読んでる。ユーモア小説文体なのに描かれてる社会は悲惨なのでギャップがすごい。巻末に収録されたチェスタトンの評論にも同じことが書いてあったが、パクりじゃなくてほんとにそう思ったんだよ。

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チェスタトンによると、オリヴァー・ツイストを書いたころのディケンズは、前作のユーモア小説ピクウィック・ペーパーズで成功したばかりだったので、読者の期待に応えるためにも得意のユーモア文体を駆使しているのだが、内容面では作者の社会悪への怒りが爆発してしまったためにああいう小説になったらしい。

しかしディケンズのユーモアって今読んでも面白いからすごいな。ギャグってけっこう早く古びるものなのに。

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