BT。生殖機能要件と外観要件との問題(それが性と生殖に関する健康と権利を侵害するという点)をわたしがはっきり意識したのは特例法とおそらくほぼ同時期?に出版された『トランスジェンダリズム宣言』を通してだったと思うけれど、あれから20年経ってこういう裁判と報道になっていることを、それでも改善と喜ぶべきなのかというと、やはりなぜあれほど明確に当事者や研究者が主張していたことが20年も放置されたのかというやり切れなさの方を強く感じる。
とはいえそれでもここまで持って来た方たちの尽力には本当に頭が下がるし、今度こそ問題点をきちんと報道して欲しいし、適切な判断を下してほしい。
わたしがずっと野党に投票している1番の理由は、とにかく国会が現状まともに機能していないからです。(こんなことmastodonにいる方には釈迦に説法だと思うのですが)
自公の議席が過半数を超えて、しばらく選挙がない状態になったら露骨に議論ではなく、数で押し切って閣議決定される独裁状態になってしまっている。
この状況は、誰にとってもいい結果にならなくて正直なところ、与党支持者の方だとしても不安になる事態になっていると思います。(インボイスもそうだし、保険証が強引に廃止されようとしていることも誰も得しない…)
なのできちんと野党の議席を確保して、自公の席を削って、数で押し切るのではなく、まともな議論がなされる状態になることが第一の目的だと思ってます。もちろん政権交代ができることを示すことができたら、国民の監視する目線を可視化する意味でも本当に良いと思うけど、まずは国会を健全な機関にしたい気持ちがあります。
そもそも今回のインボイス反対署名は、10万筆以上を持って行った時点で「少ない」という意味不明な理由で受け取り拒否されしており、さらに集めて36万筆になった際には面会要請を通してもらえず受け取り拒否どころか持っていくことすら出来ずに終わっており、それで今日の50万筆だ。
これで政権/首相が「こういう理由で受け取れません」と言うのを飲み込んでやる必要は主権者である国民に一切ない。そして、受け取り拒否の理由すら不明な現時点で「提出した側がミスしてて首相は悪くないのかも」と政権を擁護し始めてあげるのは、いったい"忠良ノ臣民"以外の何なんだと思う。
また、一度「数が少ない」で署名を受け取り拒否してるのだから(拒否すること自体が許せないが)、署名数を増やしての再提出は受け取るべきだが、ここに来て署名サイト(change.org)の信用性が云々と駄々をこねそうな気配がある。しかし、この署名サイトの署名を政府/各省が受け取った事例は過去に何度もあり、この件においてのみ不可というのは無理がある。
だいたい、官邸前の現地で、月曜日にもかかわらず何千もの人が集まってデモを行っているのだから、反対の民意を無視することに何一つとして正義も理屈もない。
愚策に反対です。インボイスは廃案を。
#STOPインボイス
現政権/自民党は、差別禁止法案に関する学者有志による数千筆の署名も受け取り拒否したし、杉田水脈の性差別発言に対する辞職を求める13万筆の署名も受け取り拒否したし、辺野古基地反対の43万筆の署名も受け取り拒否している。
政権/党にとって都合の悪い署名は受け取り拒否&無視してきたという前例がある。同じように今日の50万筆も無視するつもりで受け取りを拒否し、反感を持つ市民が多そうなら「処理の時間が〜/渡し場所が〜/保管が〜」等と後出しで拒否理由を発表し、支持者に「提出側のミス、提出側が悪い」と叩かせる手法を今回も取るのだろう。
そして、政権/自民支持層は、大本営発表の「量が多すぎて受け取れない/この場では受け取れない/処理に時間がかかるから持ってこられても受け取れない」等の取ってつけたような理由を後から発表すると、「ほらな、提出側の問題で、自民は悪くない!」と擁護に回る。もう何年も、何回も繰り返されている。
署名は市民の声であり、これを拒否/無視するのは市民の権利の否定、民主主義の否定に他ならない。 1/2
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