『英政府、ガザ停戦求めた与党議員を政府役職から解任 野党も議員1人を一時除名処分』
https://www.bbc.com/japanese/67269988
与党議員ポール・ブリストウが述べたのは一般のパレスチナ人が「ハマスの犯罪によって集団的懲罰を受けるべきではない」ということで、ハマスが許されざる犯罪を犯したことは大前提となっている。
また野党議員アンディー・マクドナルドが述べたのは「川と海の間にいるイスラエル人とパレスチナ人、すべての人々が平和的な自由の中で暮らせるようになるまで」ということで、これはイスラエル国家の存続と矛盾するものとはいえない。
政治家がハマスの犯罪を見逃し、一方的にイスラエルを詰るのみなら非難を受けるのは当然だが、この2議員の発言はそういうことではないので、この程度の発言でも解任や除名の処分を受けるというのが、英国の政府の内閣議員に対する、政党の議員に対する統制力の強さを現している。
英国の政党は、同じ政党の人間と話せばだいたい似たようなことを言うのを理想としているようで、それも一理あるのだが、英国を議会政治の模範のように思うのは英国モデルの買いかぶりが過ぎるだろう。
権力者の「論点ずらし」に「指摘も批判もせずそのまま報道する」メディアの責任やろ。
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中年男性。既婚。神田で本関係の仕事をしていますが、基本酔っ払いです。