新宿を通勤で利用していた時に「瞬発的に舌打ちをする」練習をしたことがある。雑踏にのまれて聞こえない音しか出せないことを知った(口腔などの個人差あるだろうが)。
結局「どこにも焦点を合わせず、けして誰とも目を合わせず、真っ直ぐ前を向いて顔や目に力を込める」やり方に落ち着いた。
所謂「ぶつかりおじさん」は前から来る場合は何となく軌道で判るので、ぶつかってくるギリギリの直前で身をかわすようになった。改めてこう書くと滅入るな自分に。
連れに「負の念」を全開にした顔を見せたところ、「見ちゃいけないものを見た感じ」とだいぶヤバめに引かれたので「成功」していたのだろうと思う。滅入るな。