日本兵の火葬で暖を取る 過酷な戦場、消える「人間性」 日中戦争に動員された102歳「怖いという感覚なかった」<戦世ぬ沖縄 侵略への動員>7 - 琉球新報デジタル https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-3787621.html
“1944年、日本陸軍は中国大陸を縦断していく「大陸打通作戦」を実施した。この作戦内の「河南作戦」で密県(みつけん)という要衝の攻略戦もあり、第37師団歩兵第225連隊の一員だった澤岻安一さん(102)=宜野湾市=も参加した。日中双方に死傷者が出る激しい戦闘が繰り広げられた。戦闘後、日本兵の戦死者を火葬する時、澤岻さんらはその火に近づき、暖を取りながら眠りについた。”
“天皇の軍隊の一員として、命を国にささげるのは当然と考えられていた時代。当時の世情からすれば、家族との別れの際に嘆くことは許されなかった。”