ひかきみ
最終回の再放送を聞きながら通院支度を済ませた。
おれが好きなのは赤染衛門とききょうと行成と隆家なので、特に倫子が贔屓というわけではない。
でもさぁ、本当にあんまりにもあんまりだよ。舞台装置ではなく個のキャラクターとして描かれたのが「彰子のことで怒る」だけでさ、道長のことに関しては完全に諦めてるんだよな。それは当たり前なんだけど。
まひろは「器のでかいお方です」とか言ってたけど、道長からしたら全部バレてた上に裏取りもされたの確定なわけじゃん。
今更「すまなかった」とか言おうものならエアビンタもんだけど、生活のパートナーとしてこの上なく尽力してくれて財力に支えられてきて、倫子へ心からの感謝すら伝えてなくない?道長。
たぶん作劇上、主人公のライバルポジションになる倫子やききょうをテンプレ悪役令嬢系嫌な奴に描かないってスタンスはあったのだろうし、そのこと自体は私はよかったと思っているけれど、倫子もっと活かして書けたんじゃないの......?
なまじききょうちゃんとは「私らすごいことしたね~」で笑いあったからこそ、倫子の扱いがよ......。
赤染衛門からの「あなたこそが私の光る君」しかなかったんかい......っていう......。