【記者解説】守れなかった社会の責任　被害少女、公判中も過酷な環境　米兵少女誘拐暴行事件で判決 - 琉球新報デジタル https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-3759832.html

“判決によると、少女は警察に被害申告する母親の側で泣きじゃくっていたという。娘の訴えを聞いた母親は「焦りや戸惑い」の中で必死に助けを求めた。公判の中で、被告側が混乱の中で生じた母子の証言の行き違いを指摘したことも、性暴力の残酷さをさらに際立たせた。少女が被害に遭う前に、外国人男性からの別の性暴力被害を受けていたことも明らかになっている。危険と隣り合わせの暮らしを押しつけながら、少女につらい記憶の追体験をも強いてしまったのは私たちの社会だ。”