「書くこと」に一貫してブレず、それを愛し尊び、真摯にあるのは赤染衛門さま(と行成くん)でしたね~って話じゃん、あれ。

ききょうちゃんなんか定子のために『枕草子』を書きはじめて、その定子を亡くしてそれこそ物語も書くべきこともとっくに終わっちゃってるキャラクターなのに、それでも定子を思って、その子らを守るってあんなに踏ん張ってきてんのに。

な、なんなの?主人公カップルご都合主義オチなの?

行け!倫子!やれーーっ!そこだ!「さ、殿......薬湯でございます......」って微笑んで毒をもれーーーーーーーッッッッ

倫子だって昔から聡明なサロンのハイパー主だったじゃん!婚外恋愛バリバリOKの赤染衛門さまが「倫子さまは裏切るなよ」って釘刺してくるくらい、倫子だって赤染衛門さまたちにとっての「光る君」なわけじゃん。

その倫子が、ずっと気付いてて知っててそれでも道長や彰子のために飲み込んだことが描かれてきたのにさ、あんな「理解ある妻」にする必要ある!!?!??!?
「藤式部が去ったからですの......」なんて絶対言いたくなかったであろう台詞まで言わせて、ずっと支えて尽くしてきた道長に出家されて、どんだけ倫子というキャラクターの「尊厳」蹂躙するん?
道まひの盛り上げ役でしかないってか????

直秀は「冷蔵庫の男」と見せかけて「鳥辺野で終わった男」だったし、さわさんは「冷蔵庫の女」かと一瞬思わせて「ただ川を流れていった女」だった。冷蔵庫はずっと空っぽだったし、今更そこにヂョウミンを詰め込むのか。

ヂョウミンというキャラクターは「なんとか生き延びていくこと」「生きていける場所」を求めて必死になっていたわけじゃん、まひろのあんな「終わったのよ」発言なんか激怒して鼻で笑っていいくらいだよ。ききょうちゃんだったら絶対泣いて怒ってたし、実際ききょうちゃんはストーリー上でそれをやったけど(なんか変わっちゃったな......感じ悪......)みたいな描かれ方で終わった。なめてんのか。
ヂョウミンにはそれすらさせてあげなかった。優しく話を聞いて受けとめて慰めて、それで使い捨て。

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なんでこれまではそれなりに大人しく見てたくせに、ここに来てこんな腹立ててるのかって、残り数話の大詰めで雑なご都合詰め合わせ同窓会してるからですね。

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