ためらう高齢者の背中押す 補助拡充自治体は申請増 - 琉球新報デジタル https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-3692206.html
“住宅の耐震化は、基礎や壁の補強、屋根の軽量化などで震度6強~7程度でも倒壊しないよう改修する。費用は築年数や大きさによって異なるが、日本建築防災協会によると木造平屋建ては半数以上が140万円以下、木造2階建ても同様に190万円以下という。
新築や建て替えに比べれば多くは安く済むものの、簡単に用意できる額ではない。費用を最大110万円補助している栃木県那須塩原市でも、2023年度の申請がゼロだったという。
担当者は「耐震化が進むのは、若い世代が建て替えるケースばかり。高齢者は自己負担が生じるとの理由で二の足を踏んでいる」と説明する。
政府関係者は「物価高で家計を圧迫されている高齢者は多い。大地震は近い将来に起きるのか分からないこともあり、耐震化の優先順位は低くなってしまう」と嘆いた。”
いや政府関係者が「嘆く」なよ......。