やってる「ノリ」が1995年前後、というか1990年代じみてるんだよ。『完全自殺マニュアル』と『多重人格探偵サイコ』が本屋で平積みになってる頃。
と思ったら藤本タツキってまさにその辺の年代で生まれてるらしい(1993年)のか……。
作者の年代の問題じゃないのは勿論のことなんだけど、既視感のようなものがある。
1990年~2000年代に自分がズブズブだった露悪アングラ悪趣味サブカルの「先」に進めなかったことの、乗り越えられなかったことの「ツケ」やしわ寄せを個人的に感じている。
言うまでもなく「文化・表象論」のようなもので許容されることではない。
私は『チェンソーマン』の読者なので、警戒していくし、むし返すし、言及はしていく。