かつてHABUBOXが政治的なTシャツをバンバン出していた頃、白地に紺の文字で胸側正面に「石敢當」とプリントされたTシャツがあった。
処分したつもりはないのだが、とにかく着まくっていて、もしかしたらたぶん強風の日に外干ししていて飛んでいった服のうちの1枚かもしれない。
「石敢當」という文字の並びが好ましくてたまらない、とにかく字面に痺れるほど惹かれる。

画像説明
HABUBOXで購入したTシャツの写真3枚。
胸側に沖縄国際大学に米軍のCH-53が墜落した際の、壁面に焼け焦げと煤の跡が黒くある1号館のプリント、背面に機体と墜落日時「2004/08.13/14:15 CH-53D型ヘリ…墜落」の文字のプリントがされている。ヘリ機体から「MONSTER」の文言が延びている。2004年9月に辺野古の監視テントに行った際に恩納店で購入した。

もう1枚は去年オンラインショップのセールで買った、映画『ゴーストバスターズ』とのコラボデザイン。ゴーストが赤い丸に射線の入った「禁止マーク」の奥から身を乗り出しており、横に「マジムンクルサー」の文言が縦書きでプリントされている。
パートナーのツボに入っていたが、当人が着られるサイズは完売していたため私が着ている。

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何が言いたいのかというと、この20年で米軍批判をし、ヤマトに不平等を突きつけ、琉球の島々の自然を壊すなと訴えるデザインを作らなくなった、沖縄県のTシャツ屋の話です。
たったの20年でもあり、散々、それはもううんざりしきって削られるものも尽き果てるほどの20年でもあるということ。重い、なんて言葉では済まない。

何が東京都にシェルターだ。冗談にしたって笑えないというのに、あろうことかそれなりに真剣なのだから許せない。
何がシェルターだ。そんなもので不安感を煽って、「だから沖縄県の基地負担は仕方がない」とまだ言い募るのか。同じことをまた強いるつもりか。そんなことなら皇居も御苑も神宮も全部潰して日米両軍の基地を沖縄県から移設しろ。

こんなことがまかり通る世界なら滅んでしまえと思うけども、厳密には青森から九州までが沈むか、或いは東京都だけが滅べばいい。
という、ラスト一文を除いたものを今日は官邸にお便りした。

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