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ウィルフリッド・ビオンというイギリスの精神分析家は自身の従軍経験から、戦場と治療現場にアナロジーを見出す。戦場は計り知れないほどのリスクで満ちているため、何が起こるかも、それに対してどんなアクションを取るべきかも不透明であり、それと同じようにセラピーの現場でも、患者の仕草や言葉を見通すように完全に理解できると考えるべきではない。拙速に結論や理由に飛びつき何かを理解する気になるのは戦場でもセラピーの現場でもリスクとなる。上の観点からビオンはジョン・キーツのネガティヴ・ケイパビリティ概念を評価。

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