フラッシュバックの話
小さい頃「漫画ばっかり読んで」って怒られた事すらずっと覚えている。父はずっとテレビ見たまま休日も家事一切しなくても怒られないのにな。私が手伝わないと結局母が全部やる事になるから言われた通りやるんですけど。実家に帰ったら言われる前にやるんですけど。賃金労働をしていない人間の価値が低く見積もられる家なので、特に正月の父方親族の集まりでは。ずっと台所でエビの背ワタ抜く。多分今年も正月が段々近付いてるから鬱になってるだけ。
「どうやら長女は障害者らしい」って事になったら途端正月の集まり行かなくて良くなったので、もう一生行かないのですけど。
私が商業漫画出した時だけ番号教えてない私のスマホに電話かけてきて印税よりも高いお金送ってきたあの父方祖母変わりようは本当に気持ちが悪く、吐き気がするものだった。葬式まで会いたくない。「障害者」の孫より「作家さん」の孫がそんなに欲しかったのですね。
カツオさんがもういない事を考えるとこの文章すらすぐにぼやける程涙が出るが、カツオさんが実家から旅立って唯一良かった事は、取り敢えずもう暫くは実家に帰らなくていいって事だ。
希死念慮の話
憎しみと恨みで生きてるような人間なのはもう昔からなので別に良いんだが、心身と金銭の不自由によりフィクションで逃げられない時間が増えるのが億劫だ。
塵労が脳を覆う時間を少しでも減らしたい。
もしおばけが居るなら私とてもおばけに向いてると思う。憎しみと恨みが得意で、怖いものが大好きで、恨んでる人間が多いの。
死んだらおばけになれる確証があるなら多分ロープを買うんだろうな。