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ちょっと前に話題になってたK2を読みました。
遡ってスーパードクターKを読みはじめました。

両者を立て続けに読んで気付いたのですが。

古い作品はコンプラや価値観が~という意見はよく聞くけど、それ以上に一目で気になるのが台詞量の差なんですよね。
長文は読まれない、簡潔に分かりやすく、特に最近は電子書籍をスマホで読む人向けに字も大きく…という傾向があるのは頭では理解していたのですが。同じ作者、同じシリーズの作品でこうも違うのかと驚きました。言葉が悪くなってしまいますが、もっと手軽な作品だけの話だと思い込んでいました…K2は医療関係の解説があるし、話のテンポも良いので、1ページあたりの情報量がそこそこ多い漫画だと思うんですよ。それでもこんなにそぎ落とされてるんだなって。作中の描写を見るに、常に新しい情報を取り入れていらっしゃるようなので、当然といえば当然なのですが。

自身の憧れというか、こういう漫画が描きたい!という理想形が文字数も情報量も多くて(時代と逆行してるけどまあ同人誌だし好きに描こう)って開き直っていたのですが。勝手ながらこの両者の差が、自分が描きたいものを現代のニーズに合わせて落とし込む好例だなと思った次第であります。もっと勉強しよう。

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