『本屋・アナキズム・革命』
【序文】
とっくの昔に答えは出ている。我々は、はたらかないでたらふく食べれるようになるべきなのだ。不労所得、ということではない。不労無得でよい。あるいは、不労無得がよい。なんも得ずとも、生きていられる。そこを基本条件とすべきなのだ。
もちろん実現は簡単ではない。現状の社会システムが邪魔をする。夢物語だと嘲笑されもするだろう。しかし大谷翔平がメジャーリーグで50-50などという大記録を達成したのも、幼少期になんらかのとてつもない夢を抱いたからにほかならない。まずは大志を抱け。そののちに道筋を考えよう。いったい誰が、二刀流の野球選手がメジャーリーグで前人未到の記録を連発するなどと予測できただろうか。おそらく大谷本人だけがそれを信じていた。そして歩き続けている。
ならば我々にもできるはずだ。不労無得で生きていく。はたらかないで、たらふく食べたい。ホームランなど打てなくてよい。打ちたい者は打てばよい。公園で石を積みつづけたい。無駄。鼻毛の長さを誇るべし。無為。本を読んでもよくわからなかった。無能。しかしそれでも革命は、いつでも始まりを待っている。憧れるのはやめられない。
甲府市の男性職員が自殺したのは、過度な長時間勤務が原因などとして、遺族が市に損害賠償を求めた訴訟を巡り、市に賠償を命じた甲府地裁判決について、甲府市の樋口雄一市長は1日、東京高裁への控訴を断念する意向を明らかにした。この日、臨時市議会に控訴を求める議案を提出したが、多数の市議が「司法判断が覆るとは考えられない」などと反対し、否決された。
職員が市役所から飛び降り死、1審で5785万円賠償命じられた市の控訴案を議会が否決 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241102-OYT1T50051/
国連事務総長「国際社会の決断がないとガザの『民族浄化』が現実に」 https://japan.hani.co.kr/arti/international/51513.html
でも本当にマジョリティの側が言う「みんな違ってみんないい」はむちゃくちゃ暴力であることを知ってほしい。
スナック社会科というトークイベントを不定期で開催しています。