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首都圏郊外で強盗や強盗殺人が立て続いているけど、本当に強盗がバイトになる世の中になってきたんだろうな。
そしてオレオレ詐欺で使われてた名簿が活用されているのだろうね。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1490683
昔は暴走族→得意のメカニックを活かして鈑金工場や車体整備や中古車修理、改造販売などカタギの仕事に就く（一例）、それなりにアホな時期を過ごしても年頃になると落ち着く、というライフコースもあったけど、だいたいそういう人にはロールモデルになる先輩がいたし、そういうのも今はもうないんだろうなと。
あと、まともに働くより一発当ててビッグになる（一発の中身は問わない）という価値観が薄く広く共有されているのだろうな。
詐欺や強盗の末端になるのも、インフルエンサーを目指すのも同じというか。
そっち方面でビッグになれるのは、そのビッグになりたい欲をくすぐって煽って人を使い潰せるタイプだろうから、「ビッグになりたい→末端につく」という時点でもう無理だろうと思うんだけどね。
これは一時期のスタートアップわいわいでも感じたことだけど。
5人はSNSで「高額収入」と検索し、「モノを運ぶ仕事」だと紹介されましたが、現場で「殴っていいから連れてこい」と指示を受けたとみられています。（引用）
「モノを運ぶ仕事です！」→「拉致監禁」
想像通りすぎる。想像通りすぎるイメージの貧困さにやられる。実行役のアカウント名が「JOJO」というのも「ルフィ」と同じく文化の貧困さにやられる。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014611761000.html
強盗の実行係で捕まって足切りされるだけなら本当にダイエーでバイトしたほうがマシ。
と、思うけどそういうところには行けない事情があって（今すぐ現金が欲しい、人と接するの無理、履歴書とか書いたことない、履歴書に書けることもない、仕事や労働への想像力が全くない等※）こういう方面に行ってしまうんだろうなというのもあるだろうし、※これらの事情も親、先輩、友人などの人間関係の中から自然に学んでいくものでもあるから、そういう身近な人間関係からライフコースをイメージしていくという旧来の文化も壊れていそうな現代は難しいのだろうな。