「反植民地闘争は当然激しくなる。だが植民地主義は、その比較にならぬほど苛烈で醜く、長期におよび残虐である。だが人は前者の苛烈さばかりに目を奪われ、この長期の暴力について無関心になりやすい。私自身も歴史研究者としての反省を迫られている。」
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29293
やっぱりこれですな。
(数日前の拙投稿引用)
現代思想のパレスチナ特集、やっと読んだ。冒頭の鼎談から喰らうけど、
酒井啓子「ひとつの民族を抹殺するということ」
短いけど凄い論考だった。そしてこの結び。ここに我々が声を上げなきゃいけない理由が詰まってる。 https://fedibird.com/@satomuch/111969937345707801 [参照]
「そもそもイスラエルは、ナチスによるホロコーストがおこなわれた時代に国家として存在していなかった。その後に生まれたイスラエルが、ユダヤ人虐殺の賠償をドイツに求めることは、国際法上、通常は認められない。」
これは誰か他の研究者の方も言っていて、「確かに!」って思った。
あと、これも気になった。
占領地内で自衛権の発動は国際法上認められていない、というもの。これも言われてみれば確かにおかしい。
(これも現代思想パレスチナ特集より)