上記より、例にあげられた橋下徹の特徴。これは戦後右翼的なポピュリズムの特徴でもあると。今読むとこの通りになってるな。
1.敵をつくり、それを労働組合、自治体官僚、左翼、批判的メディア、マイノリティ組織などと同一視すること
2.民衆、あるいは一般大衆、マジョリティのふつうの人々を、そうした敵たちの敵対する対象として設定すること。
3.じぶんをそのマジョリティのふつうの人々と同一視すること。
4.それによって、デモクラシーの枠のなかの交渉すべき勢力から、かれらを外そうとすること。
5.選挙を完全に否定しないが、選挙をみずからへの白紙委任状と捉え、デモクラシーの機能を極端に縮小する傾向があること。代表制デモクラシーの代表機能を、可能なかぎり独裁的に解釈しようとすること。
6.三権分立や法の支配、表現の自由といった、リベラルな諸理念、諸制度を軽視し、これも縮小しようとする傾向があること。
7.排外主義や歴史修正主義、レイシズムに親和的であること。好戦的であること。
8.中間組織を嫌い、意思決定のトップダウン構造を構成しようとすること。指導者と、それに喝采する大衆という図式を好み、マスメディアを介したスペクタクルによってそれを調達しようとすること。つまり、権威主義的であること。
上記元エッセイを読んで、デッドロックにぶち当たったアメリカが取った道、と思うとなるほどな(納得している場合ではないが)。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231209/k10014283021000.html