毛の話で思い出したエピソード。
来週の絵本のこたちさんでの企画に出ていただく、ふれる社会学編著者の上原健太郎先生。
沖縄県出身でスポーツ推薦で大阪の大学に進学して(バスケ)、体毛が濃いことと沖縄出身であることを繋げていじられて笑われて、すね毛を剃ったという話を以前、スナック社会科で聞いて泣きそうになって言葉に詰まってしまった。
遠くから一人で違う環境に出てきた男の子が家で一人で毛を剃るという場面がもう辛くて。
これもルッキズムと出身地を絡めた直球の差別だと思う。外国に(も)ルーツのある人も晒されやすい外見による差別だけど、国内でもあるよな、というか「沖縄」って絡められやすいんだろうなと。沖縄を外部だと思っていることが如実に現れるエピソードでずっと忘れられない。