目についたcolaboへの言いがかりで「男も助けろ」というのも何件か見たし、普通に考えればどこのNPOやNGO、支援団体も、それぞれのイシューに特化した活動をしているので言いがかり以上の何ものでもない。
「国境なき医師団」に、「医療支援ばかりやってないで生活支援もしろ」と言う人はいないだろう。それを言っても言いがかりにならない相手は政治や行政だけだろうと思うが、そっちには行かない。
そして、コラボ叩きに乗る政治家も何人か見たけど、そりゃあ政治や行政に向くはずの不安や不満、批判が、よそへ向いてくれるのだから利用するだろうな、と。
また、面倒くさいのは「AV新法」の時の対立構造も持ち込まれたことによって、その時に敵対していた側や仁藤氏やその周りの人の発言を批判していた側が、不当なコラボ叩きは批判(する)したい、困っている女の子たちのことは助けたい、のだけど、仁藤氏の思想信条に賛同するわけではない、という何をかも発しづらい難しい立場になってしまったこと。
火が拡がったのは、どうにかしたいと思いながら消火活動に加われなかった人も多くいる側面もあるだろうなと。単純に「面倒くさいから近寄らないでおこう〜」とスルーした人もたくさんいるだろうし。
面倒くさい要素が多すぎて、どこからどうしたらいいもんかと思っていたけど、先ほどの「捻れの視点」を持ち込むことで俯瞰できることはあるなと思った。