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【感想】『怪奇短篇集 夜の水族館』阪井マチ、佐々木和泉(紐々書房) sasaboushi.net/blog/2023/10/14 [参照]

我が家の金木犀、強剪定タイミングの事情により今年はノー花です

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笹帽子/笹幡みなみ さんがブースト

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だから横着をしようと思いました。
私が直接取材するのが難しければ、他の人の取材した怪談を取材させてもらおうと。良いところだけ横取りさせてもらえないかと。

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……というのが笹幡みなみ「取材と収穫」の冒頭となります。よろしくお願いいたします。

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一応これでも、SFを書くときにも取材はします。しかしそれは文献取材にしても、現地取材にしても、大部分は一人で完結するものでした。それに対して怪談の取材は相手の話を引き出す必要があり、当然ながら一人ではできない。職場の同僚であるとか学生時代からの友人たちには、私はそもそも小説を書いていることを教えていないので、いきなり怪談の収集をはじめたなどとはとても言えない。ではハンドルネームの立場でオンラインではどうかというと、それもキツくて、いやキツくないですか? 怪談のプレイヤーという位置づけで普段からやっているひとは全然大丈夫でしょうが、私のキャラだと難しい気がしませんか? 私がツイッターで怖い話募集したらなんか変な大喜利みたいになりませんか? 自意識過剰か。

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悩んでいくうちに、それがホラーを包含するのかされるのか、ベン図を書いたらどうなるのかわからないですが、ホラーじゃなくて怪談だったらありかもしれない、と思いました。怪談が流行っているというのは最近ひしひしと感じていて、小説を書いている知り合いも怪談に手を出している人が何人かいるし、実話怪談プレイヤーと相互フォローになることも増えてきました。怪談の配信なんかも結構聞いています。よしそれならば、自分も怪談をやってみようということで、本腰を入れて怪談を聞き、読み、調べ、取材を……取材をしようと思ったのですが、これが難しい。

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これまで基本的にはSFジャンルで小説を書いてきたけれど、今回のテーマはホラーということで、正直何を書いていいかわかりませんでした。深夜のdiscordで、次回はホラーにしよう、と決まったそのときにはワクワクしていて、よっしゃホラー書いてやろう、と思っていたものの、いざネタを出そうとすると何も出てこない。いや、それいつものことじゃないかと言われれば、はい、いつものことではあるんですが、あるんだけれども、でもSF書くときよりもその何も出てこない時間が長かった。思うに、自分がホラー小説をあんまり読んでいないために、「こういうホラー小説が書きたい!」といういわばロールモデルのようなものを持っていないからなのではないかと思います。

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ねじれ双角錐群のホラーアンソロジーが出るらしい!

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🗓11/11(土) 12:00〜開催
✅入場無料
🏢東京流通センター第二展示場 Eホール
📕イベント詳細→ bunfree.net/event/tokyo37/ c.bunfree.net/e/aeL

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