インターネット空間で急速に広がる言葉の簒奪
※ツイッターの話を耳にするだけで気が滅入る人もいると思うので情報として入れたくない場合は読まないで
たまたま目にした「誰々はトランス◯◯だから△△自認なんだよな〜」というツイートに嫌な予感がして「トランス 自認」で検索してみると案の定、「なりたいものを自称する大喜利」に使われていた
ひとつふたつではなく、もはやミーム化しつつあると言っていいのでは…
トランスジェンダーのジェンダーアイデンティティをバカにする意図で差別者が使っていた「◯◯自認」(動物を当てはめる)に込められた悪意がSNSを利用する「一般人」にまで十分に浸透した惨状を見た気持ちになった(当然、この「一般人」はみな「カジュアルな差別者」だと思っている)
マジョリティがマイノリティから言葉を奪いおもちゃにする行為、私には殺人と同じにしか見えない
オペして戸籍変更することに迷いはないんだけど、このことが自分の心身にとってベストな選択とは到底信じられないんだよなぁ、、。
どちらかというと社会の都合を優先した上で、自分の心身をよりベターなものに近づけるためにオペが必要になっているだけで、そんだけの都合で大金払って色んなリスク取るのって馬鹿馬鹿しいと思っちゃうんだよな。金銭、身体の健康、就職のこととか、一つずつのリスクがわりと大粒だし。
しかしそうは思いつつもその選択をしてしまうのは…それだけ性別が社会と自分の在り方を規定してしまうものだと信じているから…。それからこの変わらない社会に対する諦めもある…。
僕はオペすることにそこまでの執着もなければ大した意義も持てないや。社会のやつムカつくなとは思うけど、そこまでの怒りも持てない。かも。
まぁオペしたら色々すっきりするのかもしれないけどなー…。
自由選択に見せかけて、選ばされた道なんだよなこれ、って分かっていながらも歩まざるを得ないところはなんだかなぁと思うところ。
血液検査の結果的に、自分はテストステロンのもちがいいタイプの人間らしくて、まぁネビド売ってる身からするとコスパ良いのでありがたいんだけど、テストステロンの減りが早いとか遅いとかって何なんだろう。これの違いって、身体に現れたりするんだろうか。
テストステロンをすぐに補充しないといけないタイプの人の方がヒゲが生えやすいとか男性化するスピードが早いとか傾向の差があるのかな。テストステロンの吸収速度の違いによる身体の変化ってどれくらい差があるんだろうかとふと気になった。
改名の申し立てを拒否したり、性別変更の申し立てについて、性別変更用の手続き書類が精神科医2名じゃないからって拒否するような裁判官って、反トランスという解釈でよいのかしら。
ごく稀にいるみたいだけど。
インタビューおもしろい。
他者との向き合い方にとても真摯。
https://open.spotify.com/show/0BsNwL6TBH4mIsZjnE3Uxq
トランス男性。2021.10-ホルモン注射開始。