ベルリン映画祭、
デンマークの田舎の農家の養子になった韓国系青年の葛藤を描くStille Liv 。アジア系が受けるマイクロアグレッションが次々出てきます…。この映画の主人公は韓国に"帰りたい"と思うのですが、赤ちゃんの時に養子としてデンマークに来た彼はこっちにも繋がれない。
白人の人しかいない中でポンと自分しか顔の違う人がいないという、なんか非喜劇のような日常が続く。主人公がマイクロアグレッションを受け、でも差別発言自体よりも自分の親がそれに対して何も言ってくれず「馬鹿の言うことは気にするな」と対応されたことに苛立つあたり、共感しまくり。
でも対立してしまいそうで互いに言葉を伝えるのが難しくてどちらも黙り込んでしまう。
#2023年映画メモ
https://www.berlinale.de/en/2023/programme/202303857.html