これ、「本人悪気なかったんだろうし」「もう年齢的に大目に見てあげないと」「こんなのよくあること」「いちいち目くじら立てなくても」って意見もちらほら見たけど、
①女性のエンパワメントの会で
②イギリス王室付き女官というマナー講師の最高峰みたいな人の言動だという点を考えると、ここで目くじら立てなければどこで立てるの?という案件。旧植民地にルーツを持つ有色人種が首相を勤める時代なんだから。
< チャールズ国王の側近、王妃主催のレセプションで人種差別発言 アフリカ系英国人女性に「どこの国から来たの?」と執拗に質問 | カルチャー | ELLE [エル デジタル]

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@Narako この「年齢的に大目に見てあげないと」というのは,どう考えても論理的に納得のいかない議論に思えます.日本の某前首相のケースでもそうですが,この人が世界の見方を変える機会や可能性を持っていた年数が,こんなにあったのに,それができないていなかった,ということで,この場合には,歳を重ねていることで,逆に非難されるべきことの度合いはずっと上がっているのではないでしょうか?

ご指摘の趣旨はよく分かるのですが、ある程度確立した価値観を絶えずアップデートし続けるのが難しいことは我が身を振り返っても実感します。

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@Narako 「ある程度確立した価値観を絶えずアップデートし続けるのが難しい」ことは,残念ながら事実だとは思います.その事実からホモサピエンスは間もなく,その習性を修正することなく,気候変動に翻弄された末に滅んでしまうでしょう.
社会に責任のある立場にいる人にとってこの「難しい」が言い訳として通用している,ということ自体,この「ホモサピエンスは間もなく,習性を修正することなく,気候変動に翻弄された末に滅んでしまう」という予見の確かさの確証の一つになっていると思います.
私自身は,数学の研究をしているため,アクティヴな研究者でいつづけるために,この「ある程度確立した価値観を絶えずアップデート」することを半ば強制されているので,そうすることを放棄してしまった廃人に対して否定的な評価を下してしまいがちなのかもしれませんが.

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