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「百年の孤独」ネタバレ感想 

「百年の孤独」を読んだ。最近文庫になったやつじゃなくて、二十年来積んでいた上製本のやつ(でもたぶん訳は同じかな)。積んでたのはわたしではなく夫だったが、わたしも結婚してから彼と本棚を共有し、オッ百年の孤独をお持ちですか、いい機会だ読ませてもらいましょ、と思ってからいままで1ページもめくらなかった。
最初の家系図を見たところで、同じ名前の人間がいすぎて絶対わけわからなくなると思ったが、意外とそんなことはなかった。(17人)(豚のしっぽ)などと、同じ名前の人間に注釈がついており、どういうことなんだと思ったが、その通りのことが起きている。
とんでもないネタバレをしているな、と未読のかたは思うだろうか。でも帯の惹句からして最初のほうのあらすじではなく、梗概のノリで結末まで書いてあるのだ。それでも読めば、小説はあらすじだけ知ってもなにも知らないと同然だと思うくらいに濃厚だった。結末がわかっていても面白い。ガルシア・マルケスってすごいんだね……

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