不器用な人への、不器用な人(わたし)からのアドバイス つづき
続けられるかわかんないから、最初からいいもの買うのもったいないという意見はわかる。初心者向けって言って、百均で材料揃えるやりかたを解説している人もたくさんいるしね。でもその「初心者」、たぶん前に(器用な)って付いてる。
使いやすい道具や材料は、もし不要になっても貰ってくれたり買ってくれたりする人がいる。百均だと捨てるしかなくなる。
それに、こっちのほうが大事な理由だが、使いやすいものを使ったほうが、結果的に続く。気持ちよく使えたという経験が、継続に効くんだと思う。
安い道具や材料って使い方に工夫が必要だったりして、上級者や器用な人向けなんだろな。もちろん高価な道具や材料にも上級者向けはあるけど、それなりのお値段で、初めの一本に!という感じで売っているものは不器用な初心者には特に、買う価値があると思う。
ちょっと話はそれるけど、小学校で買わされた図工や家庭科の道具たち、丈夫で使いやすくて大人になっても保っているものが多い。べらぼうに高くはないものの市販にはもっと安いものが売っていたはずだし、当時は使いやすいかどうかなんて考えてなかったけど、たぶん道具としてちょうどいい、よいもの、が揃っていたんだなぁと改めて思った。