粟津邸見学の記録②
粟津邸は京都駅も手がけた建築家 原広司さんの設計です。玄関(3階)〜アトリエ(1階)まで真ん中にまっすぐ階段が伸び、両脇に住居用の部屋が配置されています。空間の抜けや感じが京都駅に似ていました(そのように説明してもらい、たしかにーってなりました)。
個人的にはカワイハルナさんの作品(写真二、三枚目、四枚目の突き当たり壁)を偶然観られて嬉しかったです。面や棒や立体が組み合わさり、ありえなさそうなバランスで存在している絵を描く方です。こちらも粟津邸とKNSの家具に似合う。
ていうかここに住みたいくらい好み!!
ところで、粟津潔さんが飼われていて、彼が亡くなったあとも他の人が引き継いで生き続けていた亀が今はどうしているかは、残念ながら聞けませんでした……。当日はカリモクの方しかいらっしゃらず…
最後に余談です。粟津邸のある場所が、むかし友だちがアトリエを構えていた場所と大変近く、当時は数ヶ月おきに遊びにきていたので、思いがけず懐かしい&びっくりしました。ほんと道二本くらい先のとこだったんです。このあたりは普通の住宅街ですし、粟津潔さんほどの有名デザイナーのアトリエがあるとはまったく知りませんでした。