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制作についての考え 

自分の制作について(とりあえず今の時点での)向かいたい方角が、昨日の寝しなに見えた気がした。それは「卑近なものでなんとかする」、もうちょっといい言いかたをすると「日常を活かして物を生みだす」。

このあいだわたしがマストドンでも紹介したアニメを作ってた友だちも、色々買ったりマスターしたりする時間やお金がないからしょうがなく、しかも面倒くさいことが嫌いなので、身近なものを使ってアニメや音の制作も済ませているそうだ。
さらに別の人だけど、大学のある同級生は、ちかごろ収集していたという松葉杖の展示会をやっていた。昔の松葉杖は木製で、あきらかに工業製品ではなく、使用者が腋に当たる部分を端切れで覆ったりと、やむにやまれぬ制作の跡が見えるものだった。(実際に観には行けなかったのだけど、フライヤーの写真がそういうものだった)
自分が、最近テクニカルイラストレーションを集めているのも、フィクションよりも日記を、芸術作品よりも民藝品をいいなぁと思うことが増えたのも、同じ方向なんじゃないかと思う。

自分の必要に応じたとか、どうしても気になって集めるとかの方向の制作物を、より優先していきたい。
ただわたしは制作物で継続的な収入を得たことがないので、プロの仕事としての制作への憧れもまだ持っているのは確か。

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