世濁声、演目の内容がどうこうというより先に、ディスグーニーという場所?システム?が面白くて、その場の雰囲気にのまれた感がありましたね。地下にあって、いちおうステージといえる場所はあれど普通にレストランでテーブル席がならんでて、バーカウンターもあって。入場すると、まずご飯を食べるんですよ。今回は折り詰めだったんですけど、言い方からするとそうじゃないときもあるのかな。ライブハウスみたいにチケット代にワンドリンクついてて、お酒も飲めて。で、開場から1時間ほどすると、演目が始まるんですが、劇の中心はステージじゃなくて、レストランフロアの中心のテーブルで、でも役者は店内をほんとうにくまなく歩き回る。バーカウンターの中にも入るし、けっこう詰まったテーブルの間をすり抜けてもいく。距離感がすごい。なんだろ、ミニマムなイマーシブシアターというか、舞台と客席が限りなく重なった円形劇場というか。今回の場の使い方が特殊なのか、常にそうなのか、初めてでわからないけど、役者のファンというのではなく、ディスグーニーのファンで来ているという方もいらして(相席なので食事タイムに会話できた)、なるほど面白いなあ、と思ったりしたのでした
今日は日替わりゲストが井澤さんだったので、代休をここに突っ込んだのである。来られてよかった。