奈倉有里 × 逢坂冬馬「二人の合言葉は本」
books.bunshun.jp/articles/-/83

前半「異性を書くこと」の話と、後半「いまの状況を捉えなおすこと」の話は、すごく「いまこの日本で起こっていること」を踏まえて発信されているのだろうなと思った。ロシア、ウクライナ、「戦争をしている何か怖い国」が果たして他人事なんでしょうか?という。

"全体主義国家であれ、戦争であれ、それを捉えなおしていくことで、自分自身が今属する社会の、足元を見つめなおしていかないといけないですよね。「あんな恐ろしい国になったらおしまいだ」と他人事としてとらえることは可能かもしれないけれど、足元では起こっていることは実は似ているかもしれない。そのことに気づかなくては。"

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"世の中が、権力以外のものに対して、一斉に一生懸命怒っているときって、実はとても利用されやすいんですよね。それは怒りだけでなく、無関心さも同じだと思います。なにかに注目していない、という状況は、とても都合よく利用されやすい"

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