アメリカ精神医学会のDSM-5は、心的外傷後ストレス障害の診断基準で、電子メディア、テレビ、写真、映画で外傷的出来事に曝露されることとそれ以外の場合を明確に分けている。電子メディアやテレビなどは「観客」であることをはっきりと認識する装置がたくさんあるからこの基準はリーズナブルだ。
ひるがえって、演劇はどうだろうか。DSM-5のPTSD診断基準は演劇による外傷的出来事への曝露を除外していない。これがどういう意味を持つかはよくよく考えたほうがいい。
「あれは演劇だから」という言い訳は通用しないかも知れないのだ。

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