NPO法人キッズドアの調査に、経済的に困窮している親から、「学校の夏休みをなくしてほしい」との意見が寄せられた。夏休みになったら給食がなくなり、食事を用意しなければならない。しかも、こどもをレジャーにも連れていけないことにも痛みを感じているとのことだった。食事の問題は妙案が出ないが、こどものレジャーに関しては、ユースホステル利用に公的な補助金を出すことである程度緩和できるのではないか。ユースホステルは多くのこども・若者に有意義な体験の場を提供してきた。
生活に困窮しているか否か・学校に在籍しているか否かなどにかかわらず、すべてのこども・若者に体験の場を提供することこそユースホステルの真骨頂だ。
今またユースホステルのこども・若者の体験の場としての機能を再興するのも悪くない。そのことによって、想像以上に多くのこども・若者に有意義な居場所を提供することができるだろう。

先の投稿では、NPO法人キッズドアの調査に困窮する親が、夏休みに食事を用意しなければならないがその余裕がない、夏休みにレジャーに連れて行くことができないことなどにしんどさを感じていることを回答していた。
この問題を考えると、すべてのこどもが、どこの学校に通っている・学校に在籍していないなど分け隔てなく共に食事をすることができる場を設けることが望ましい。できれば、その場がこども・若者にとって楽しめる場、居場所になるような場、出会いを得られる場であってほしい。そのような場を考えると、ともに食事をすることでひととひととの出会いの場となるよう運営されている自治会やNPOのコミュニティカフェをこども・若者にアピールするのは夏休み中の食事の問題の一つの解となろう。「ひととひととのつながりの場を作る」というアプローチなら手を挙げるNPOも少なくないのでは。あとは財源の確保と食事を提供するノウハウを持っているひとの参画だが。

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