いつぞやだったか、学級日誌に音楽の授業を「音学」と書いている同級生がいた。今にしてみればこの表現はある意味正しいように思える。学校の授業となると、音を楽しむのではなく音を学ぶになっちゃうから。音楽を学校で取り扱わないほうがいいのではと考えた。ただしこれはこどもに等しく保障される教育の中に社会教育が位置付けられた段階で、社会教育のなかで音楽に触れる機会がすべてのこどもに等しく提供された段階での話で、現時点で直ちに音楽を学校教育から外すことはできない。
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