グレゴリー・ケズナジャット『開墾地』を読了。今回の芥川賞の候補作のひとつにもなっていました。
故郷のサウスカロライナを離れ、日本の大学の博士課程で勉強中のラッセルは、夏休みに父親がひとりで住む実家に帰省します。父親は若い頃にペルシャからアメリカへ渡り、この地でずっと暮らしています。従兄弟のアミンはペルシャ人コミュニティもあるLAから時々遊びに来ては、父親にLAへの移住を薦めるのですが、ラッセルの父親は頑なにこの地を離れず、庭と家を整え、夏になると芝生に侵入してくる葛との戦いを続けています。
葛に覆われていく故郷の古い家は、押し寄せてくる他言語・他文化の息詰まるような圧迫感も連想させます。放置するとすぐ繁殖し家を飲み込もうとする葛を、ひとり黙々と伐採する父親は、自己のアイデンティティを守るために足を踏ん張り続けている姿を描いているのかもしれません。
母国語とは違う言語を使って生活している人が母国語とも離れ、他言語にも完全に同化しているわけでもない狭間の感覚が、とてもうまく表現されているように思いました。美しい小説なので読み終わるのが惜しかったです。 #読書
3試合連続0-0は良いのか悪いのか。落ちた年に比べると試合内容にはまだ希望がある。 #S04
フライのゴールもオフサイド……。 #S04
クラールのゴールはVARでオフサイドになってしまった……。 #S04
@kmiura botですがThe Guardianはこちらで読めると思います。
@TheGuardian
#ブンデスリーガ のサブライセンスよりもできればツヴァイテの放送を……
ABEMA、ドイツ・ブンデスリーガの生中継が決定 2月は堂安律のフライブルグ戦が毎週無料
https://news.yahoo.co.jp/articles/afceb0e4a74b0d7732fa446420750ec1472fa1b0
昨年のレインボー・リール東京で上映されていた『大いなる自由』がル・シネマで公開されます。1871年から1994年まで刑法175条によって男性の同性愛が禁じられていたドイツで、何度も刑務所に収監されながら愛する自由を求めたハンスを描いています。映画祭だけでの上映では惜しいと思っていたのですごく嬉しい。
『大いなる自由』 7/7(金)より「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」にて公開決定!
最近ドイツのラジオでよく流れるこの曲がすごく気に入っている。Enchantéで検索すると日本の曲がひっかかってしまうのが難点。
TSGの新監督はマタラッツォさんなのか。納得かも。実はアンドレさんが監督になったときからなぜアンドレ?ちょっとカラー違うんじゃない?という違和感はあったので、まあ仕方ない。アンドレさんジェフ千葉で待ってる
https://m.dw.com/de/matarazzo-neuer-hoffenheim-trainer/a-64639584
あー、ダルムシュタット敗退しちゃったのか。残念。 #ブンデスリーガ
https://www.kicker.de/frankfurt-gegen-darmstadt-2023-dfb-pokal-4822978/spielbericht
トルコとシリアの地震は死者がどんどん増えているうえに、余震と気温の低下が心配……。地球物理学者の方のインタビューで今回の地震について読んでる。900年間とくに大きな動きのなかった2つのプレートがあり、前兆らしきものも観測できてなかった。地表から10~15キロのところで起きたため建物が倒壊する大きな地震になってしまった。研究者の方のいるポツダムでも地震波の伝播を測定し、地表が3ミリ上昇、などなど。
https://www.tagesschau.de/wissen/technologie/erdbeben-tuerkei-141.html
普段は2代目深淵にいます。→https://v2.mstdn-dystopia.com/@immerblau