ー北海道アイヌ協会や日本人類学会など4学協会は13日、「アイヌ民族に関する研究倫理指針」の最終案を、アイヌ民族と琉球民族でつくる団体の集会で示した。ー
札幌であった集会に琉球人も参加したと聞き記事を探したけどどれも琉球民族と書いてあるのが見当たらずとりあえず名前だけでも書かれていた朝日を引用します。
まず、なぜ急いで(今更)研究倫理指針を作らねばならなくなったのか。それは倫理指針がなければ研究や学会発表すらできなくなる恐れがあるからだ。
ザーっと目を通すと、謝罪する気など毛頭ない曖昧な文言の羅列。研究を続けたいことだけがわかる。
研究者が骨を盗むことを「発見」や「研究」でごまかし、研究対象とされるアイヌ・琉球民族の尊厳は「研究」の二の次でしかない事に怒りがわく。
どうしても「研究」が必要というなら和人・大和民族の研究倫理指針も同様に作るべきだ。骨を盗まれても「研究」なら喜んで差し出せ。
大切なのは日本人がどう研究するかではなく、アイヌ・琉球民族に決定権をゆずること。拒否権を与えること。
そして民族的マイノリティーの抗議を待つのではなく、日本人が日本人研究者へ抗議のアクションを起こしてほしい。日本人の不正義は日本人が正すべきでは。