基地問題「沖縄の人たちの声から現実が見えてくる」 ドキュメンタリー映画「沖縄狂想曲」 太田監督に思いを聞く
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1309281
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ー沖縄は貿易や文化などの分野でアジアの中心的役割を果たせる可能性があるということも知ってほしい。沖縄を知ることで日本に大切なものを見つけることができると思うー
アジアの中心的役割をぶっ壊したのが日本でしょ。日本人監督が沖縄をテーマにしたところで沖縄戦とそれ以降の歴史しか描かず、米軍を悪として日本の加害性を問わない作品しか作れない。
知りましょう学びましょうとまるで先生のように教え諭す日本人は増える一方なのに沖縄の置かれた状況が良くなる兆しはない。これこそやり方を間違えている証拠じゃないでしょうか。
まず琉球時代から学べば沖縄戦がジェノサイドの側面を持つことは容易にわかるはずで、日本の加害を知り学べば学ぶほど、日本人が沖縄をテーマに映画を撮るなど不可能だという答えを見つけて初めて「知った」と言えるのでは。
日本人に都合の良い歴史だけ「知ってもらう」ための映画をどれだけ作ろうと、それは沖縄人のためではなく日本人の罪悪感を軽くするためにしかならない。
日本人監督は沖縄人を救うふりをした、日本人のための「救世主」だ。 [参照]