去年の今頃、ある雑誌に私のメッセージが小さく載った。

杉田を更迭させるためのデモに連帯のメッセージを頼まれ、その時の私なりの気持ちをある方に代読してもらい雑誌へと繋がる。

そのデモは大手新聞社に多く取り上げられたにも関わらず、琉球人からのメッセージに触れた新聞は確認できなかった。まさに日本様の新聞。これこそ政府だけの責任にするなという所以でもある。国民も政府も互いに責任を擦り付け時に庇い合う共犯者でしかない。

怒りと諦めが混在したようなメッセージを代読してくれた方のツイートがたまたま目に入る。彼は最近何かの取材を受け民族差別・植民地主義について触れてくれたようだ。あの時の連帯は今も続いていたんだな。

後にも先にも琉球民族を多様性として快く受け入れてくれたのはこのデモだけでした。

他のデモに「琉球民族差別」も入れてくださいとお願いした際、主催団体からは徹底的に無視され、挙句に「自分でやれ」的な言葉をいただきました。さすが支配者様。

メッセージ依頼と代読をしてくれた方のように人間として共に生きますか。
それとも沖縄を差別しながら臆面もなく「反差別」を掲げる植民者として生きますか。

応答はなくとも日本人へ問い続ける。

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