ヤマト出身の女性監督を批判するいくつかのツイートにイイネしておきながら、クラファン立ち上げてドキュメンタリー制作の費用を募る彼は、恥ずかしげもなくあの「沖縄ヘイト」煽動者西村にも協力を求めている。
西村のポストへわざわざ出向いたのも、後に炎上しバズれば大成功という事だろう。もしスベったとしても、一歩先ゆくジョークとでも言えばいい。どちらにせよ西村と彼の懐は豊かになり、レンズを向けられる我々の状況が西村を巻き込む事で今より悪化するのは目に見えている。
弱者が血を流してくれなければ「救世主」にはなれない。マジョリティは私達の悲しみ痛み苦しみをも強奪し金に変える。
あの女性監督と差別化を図りたいなら先住民にスポットをあてるべきだ。なぜなら彼女も「ないちゃー/ウチナーンチュなど関係ない」とポジショナリティを無視したうえ更に「沖縄島の人も先島宮古を差別した」論者です。
私からすれば沖縄戦以降の歴史しか語らず加害性から目を背ける日本人救世主的作品はもはや害悪でしかない。
許せないのは先住民問題を知りながらあえて忌避している点だ。世界中の少数民族には向けない【否定】の眼差しを、彼/彼女が琉球ルーツにだけに向けるその態度こそ植民地主義であり植民者。
琉球民族を否定し利益が出るのは世界で日本(人)だけなのだ。