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私はツイッター時代に県内やヤマトの「反差別団体」を批判していた。安田浩一さんもそのうちの一人だ。
彼の講演会は何度か参加していて、その度拳を振り上げ「この社会が壊される事が許せない」と怒る熱量に心から共鳴した。
日本人にもこうやってヘイトを批判する人がいるのだと少しの希望になった。

ところが彼を含む多くのヤマトリベラル、とりわけ反差別団体はなぜか「琉球民族」を避ける事に気付く。引用やコメントで民族を含むようにとお願いしても全く応答はなかった。

タイムスの記事に載った安田さんの記事からも「民族」は省かれていた。
ヘイトを語るとき人種国籍の次に必ずある「民族」は、「沖縄ヘイト」の場面で必ずと言っていいほど消されている。頼みの県内二紙でさえそうだ。

安田さんの言う「壊されたくない社会」とは、琉球を植民地支配した事実を伏せたまま沖縄を犠牲にした上で成り立つ日本社会の事であり、壊され続けている琉球/沖縄はそこに入っていない。

今月10日、その安田さんや辛淑玉さんを招いた集会が開かれる。
琉球ルーツを前に彼は何を語るつもりなのか。
「沖縄ヘイト」は琉球を植民地とした事実と琉球民族の存在を認めなければ解決できない。

寝た子を起こすまいとした講演しか出来ないなら安田さんも立派な植民者ですよ。

大事なピース(侵略/植民地支配/民族浄化/民族差別)を隠し、壮大なパズル(基地問題/沖縄ヘイト)は解けません。

解説は好きだけど解決はしたくない。それをビジネスと呼ばれるのは仕方ないでしょうよ。

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