こうやってメディアももてはやすし、もちろん役所ももてはやすし、あとは、9/10とか10/10補助金でやっていけてしまうから、福島の起業家は下駄をはかされていて、他の地域では成立しないし、なんの参考にもならない、と言われるのだと思います。
本人のためにもなりません。補助金が切れれば、とても食べていけるビジネススタイルではないのに、自分にはビジネスができる、と思い込んでしまうのですから。
高齢者ならまだしも、若い人をこんなふうにして、中高年の自己満足で使い潰すようなことをするから、日本は衰退してきたんでしょう。
ちゃんと育てるやり方にしなければだめです。
スタートアップ企業だけでなく民間企業活動においてもっとも重要な要素のひとつが、資金調達能力で、ビジネスを拡大するには必須のスキルでもあるのに、そこを育てないで、補助金に頼ればいい、という安直な発想が前提になってしまうと、到底、その先のビジネスとしては成立しないと考えるのが普通だと思います。