ここのところの財務省批判、ずいぶん盛り上がっているなと思っていたけれど、『ザイム真理教』なんて本が出ていて、21万部のベストセラーになっているのは知らなくて、びっくりしました。

戦前に国債について、大政翼賛会がまったく同じことを言っていたというのも、新しく知りました。

「国債がたくさん増えても全部国民が消化する限り、すこしも心配は無いのです。国債は、国家の借金ですが、同時に国民が貸し手であります――。

 1941年10月に大政翼賛会が国民に国債の購入を促すために全国の隣組に配った読本「戦費と国債」の一節だ。」

戦前も吹き荒れた大蔵省批判 蔵相は射殺、その後の日本が進んだ道は
asahi.com/articles/ASSDR0SKKSD

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戦前と雰囲気が近いなと思うのは、ポピュリストとと一部のエリート層・知識人層が結びつくところで、こうなると、ポピュリストの言論はただの支離滅裂ではなく、論理武装とインテリ的雰囲気につつまれて、一般ウケもしやすくなります。

現状にフラストレーションを抱えた比較的若い世代の教育レベルが高く、社会的不遇感を抱える男性層が熱狂しているところも、おそらく同じなのではないかと思います。

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