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所与の規範を破った者には懲罰を与えるとともに、なにかとんでもないことをしでかしているかのように思い込ませることによって、自己規範として内面に擦り込み、やがて、擦り込まれた者も他者への抑圧的な振る舞いを行うように教化していくというのが、規範ー懲罰システムのメカニズムですから、ひとつひとつ論理的に妥当性を検証していきましょう。

「いや、そもそもそんな騒ぐほどの大ごとじゃないでしょ? 騒いでいるあなた方の方が論理的に妥当でないと思いますけれど?」
「いや、それたんに論理のすり替えでしょ。それとこれ関係ないし」と反論できるようになるまで、自分を鍛えてがんばりましょう。

これができるようにならないと、ミソジニー大国日本では、女性はなかなか生き延びられませんから。

フーコーですね。
ところでベンサムのパノプティコン概念は、建築様式やその運営方式だけでなく、強制労働と軌を一にして効果を発揮するものだったようですが、フーコーは割と強制労働については言及してないですよね。

これを書いた時には、パノプティコンを思い浮かべていなかったのですが、確かにそうですね。ベンサムは承知していませんでした。教えてくださってありがとうございます。

いえいえ☺️
たまたま慎改先生の入門書を読んだ直後だったので、そんな印象になりました😅
ミシェル・フーコー: 自己から脱け出すための哲学 (岩波新書 新赤版 1802) amazon.co.jp/dp/4004318025?ref

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