処理水放出にならんで、これぞ国策!の第二弾が来ましたが、他省庁の事業でも再生利用を進める、というと、考えられるのは国交省だと思いますが、はてさて、どうなることやら。

そして、処理水の時と同じような、いわゆる「リスコミ」キャンペーンが始まるのだとすると、広告代理店さんと「御用学者」さんたちがまた一儲けですね。

「除染土の県外搬出で中心的な役割を担う環境省や復興庁だけではなく、他省庁の事業でも再生利用を進めるため、連携を強化したい考えだ。」

除染土の福島県外最終処分へ閣僚会議 来春に基本方針、夏には行程表
asahi.com/articles/ASSDN2CHFSD

こちらもまた「毎日がお祭り」キャンペーンがさらに5年間続くのだと思うと、辟易します。

日本全体が貧困化するなか、浜通りでだけ続くKYなイベントや、時代を勘違いしたリトルトーキョーを目指した箱物づくり、その上、税金原資の予算をなぜか自分たちの力だと勘違いした県政の高飛車、さらに県政に取り入った学者たちの我が物顔にさらに5年間付き合わなくてはいけないのか、と思うと、さすがに、住むところを変えたくなってきました。

東日本大震災からの復興推進へ 1兆円台後半の財源確保検討へ
www3.nhk.or.jp/news/html/20241

ただ、皆さんが想定しているよりももっと早いペースで福島の少子化は進むと思いますので、このぶんだと箱物だけが立ち並んだところに、(男性)高齢者ばかりが住む、という結果になるのではないかと思います。

女性をないがしろにし続けてきたツケがまわって、20代に限らず出生可能年齢の女性の人口、すごく減っていますので、「出生率の減少✖️女性人口の減少✖️未婚率の上昇=出生数」となることを考えると、福島県の少子化の進行は、ぎょっとするようなスピードになると思います。

男性はびっくりするくらいに気づいていないですが、この14年の復興政策、政府はひたすら「おじさん」たちにだけ寄り添い続けて、女性は冷たくあしらわれてきたことを実感しています。

このあともさらに復興予算で「おじ(い)さん」たちにだけ寄り添い続けるのでしたら、今後も女性の流出は加速しこそすれ、改善することはないと思います。

先日のICRP、F-REIシンポジウムでも、ジェンダーバランスの質問をしたのですが、回答した理事長、ものすごくやる気がなさそう(やりたくなさそう)でしたので、F-REIもジェンダー状況、ひどいことになるんだろうと思っています。

どうぞどうぞ、おじ(い)さんたちだけで、世界に冠たるおじさん専用研究機関を作り上げてくださいませ。

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いっそのこと、女人禁制!アンチ・ジェンダーバランス!復興に女など無用!とでも打ち出せばいいのに。
実質そういう扱いなんですから、いっそ明文化した方がすっきりしていいんじゃないですか。
アンチフェミニズムの男性陣が群れになって集まってくると思います。
あとはどうなろうとも、知らんがな、の世界です。

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