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福島第一原発のデブリ取り出しについて、技術的な側面と現場の業務マネジメント的な面での指摘です。
ロボットアームの構造的不安定性については、なるほど、と勉強になりました。

IRIDは、数年前に解散が決まったと報じられたので、もうじき解散と思っていたのですが、まだ存続しているのですね。

「三菱重工や東芝と電力各社などで構成する「IRID(アイリッド)」(国際廃炉研究開発機構)という技術研究組合があります。福島第一原発の廃炉を進めるため、英知を結集しようと立ち上げた組織ですが、企業の壁を越えた協力ができていないのだと思います。」

ロボット工学者が語る原発デブリ採取 日本企業が陥りがちな問題
digital.asahi.com/articles/ASS

福島第一原発の廃炉の難しさは、通常の核燃料の交換作業は、原子炉の上方から作業するのですが、その作業を行うオペフロと呼ばれる作業場所が、事故時の放射性物質拡散で非常に高濃度に汚染されており、作業台が使えないという点が大きいと理解しています。

通常の作業用に用意されているスペースが使えないため、あらたなルートを確保せねばならず、ああでもないこうでもない、と考えて、現在のロボットアームなどに至っているのですが、前回の釣竿式調査を行った東芝と三菱重工が技術情報を共有できていないのでは、という指摘は「ぎゃふん」という感じでびっくりしました。

釣竿式は前も試して、なんとかうまくいったから、今回もまぁなんとかなるんじゃないかな、と私もなんとなく思っていたのですが、まさかそういう理由だとは。


ロボットだけだったら、もっと
優れた企業もありそうですが
IRID の組合員見ると原子力関係だけですね🤔

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