能登の今回の水害について、政治家サイドからなんの動きも出ていないことについて、被災地の方たちは、非常にご不安だろうと思います。

対応は実務レベルで行うから問題ない、とよく言われますが、実際にはそんなことはなく、総理大臣なり、大臣なりが方向性をしっかり出して対応を行うかどうかで、機敏さがまったく違ってきます。

非常時にこそ、政治家のメッセージと差配が重要となるので、ここで政治家がメッセージを出さなくても差し支えない、というのならば、そもそも私たちはいてもいなくてもどうでもいい存在です、と自分で言っているようなものではないでしょうか。

「しかし、大きな被害が生じているにもかかわらず、林氏は首相官邸の出入りの際に記者団の取材に答えるだけで、記者会見は行っていない。関係閣僚会議も開かれていない。」

能登豪雨、閣僚会議も官房長官会見もなし 国「状況踏まえて対応」
asahi.com/articles/ASS9R3K15S9

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政治と行政の役割分担や連携については、原発事故後の復興対応を経験して、ずっと考えたり、あるいは体感として実感してきたりもしましたが、政治家がしっかり差配しているのとしないのとでは、雲泥の差です。それを痛感したからこそ、とことんノンポリ気質の私がこんなにも政治に関心を持つようになったのですから。

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