官が主導というか、地元のあちらこちらからの「ご要望」をすべてひっくるめて、国の制約や政治的事情で固めたら、なにがしたいのかわからないこんな計画になりました、というところに乗ってくる民間があるんでしょうか。

「東京電力福島第1原子力発電所事故で被害を受けた福島県復興の骨格となる福島イノベーション・コースト構想の次期計画について、同構想の分科会は24日、民間投資の促進などを柱とするたたき台(素案)をまとめた。同構想が発足から10年を迎えて官主導で進めてきた計画に民間企業の参入を促す必要があるとした。2024年度末までに次期計画をまとめる方針だ。」

福島イノベ構想、次期計画を議論 民間投資促進へ
nikkei.com/article/DGXZQOCC20A

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本来は、こういう住民の生活に密着しているところを県なり自治体なりが目配りをして、対処を考えなくてはいけないのですが、あいかわらず、あれを作れ、これを作れの「ご要望」ばかりだったようですね。

「関西地域の大学から同県楢葉町へ移住して町づくり会社で働く委員は、「地域住民からは(移住者への)拒否反応が起きている」と指摘した。進出企業や移住者が地域住民と交流できる仕組みづくりが欠かせないとした。」

それから、写真をみても、上記の指摘をした楢葉の町づくり会社のかた以外は、あいかわらず男性ばかり。

同じ感覚、同じ価値観、同じ基準でしか物事を見られない同世代の男性ばかりが集まって議論したって、新しい意見が出るはずもなく、いつまで経ってもどん詰まりのままだと思います。

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